”パンちゃんの旅”
        '06.02.14
 


バンコク・カンボジアの旅


 旅行の2日前まで寒風吹く雪の新潟でのお仕事。常夏の国との寒暖の差に中年の肉体には酷であった。
 久々のバンコク、到着翌日は今の時期(乾期)には珍しくはっきりしない天候、今にも雨が降りそうであった。 今日はマーカブーチャ(万仏節)のため祭日である。お寺にお参りしてから釣りに行くことにする。
 バンコク市内から車で約1時間、遠いが大物が釣れる釣堀に向かう。途中でお寺でお参り、坊さんのお経の最中に坊主がお清めのために掛けた水の冷たさに「ひぇー」と悲鳴を揚げてしまった。坊主は冷ややかな目で苦笑していた。だらしない日本人と思った事であろう。今日は寒い程の気温であり、昨日の飛行機の中から喉に不快感を感じていた。風邪をひいたか?
 釣堀は儲けているのか現在大幅に造成拡幅中である。ここでの釣りの方法は、子供から小魚(プラー・ニン)を買い、それを生き餌にして生きた化石?と言われる幻の魚パラマンディをねらう結構ダイナミックな釣りである。、小型のパラマンディは、ここで料理し食べさせてくれる(淡泊で美味)。それをサカナに持参の酒を飲みながら釣りを楽しむのだ。(今日は禁酒日なのだが、あまり関係ない)
持参した竿を使うが竿が堅いためか、一向に釣れる気配がないため貸し竿に変更。まもなく自分が今まで使っていた竿でトライした友人に超大物がヒット、女性である友人には無理であろうと思いきや、釣った魚は絶対に放さない的な力強い生活力にあふれるタイ女性であることを忘れたいた。格闘する事15分、釣りあげてしまった。自分はタモで釣りあげた魚をすくおうとしたとき、足を滑らし池に“ドブ〜ン” ・・・落ちてしまった。(魚は優に70pを超えていた。)膝上20p程度、パンツまでは濡れなかったが、Gパンはぐしょぐしょ。通常、今の時季なら速攻乾燥なのだが、今日は涼しい寒いくらいだ。友人女性3人の前でGパンを脱ぎパンツ1枚でGパンを絞る。地元の衆とガキ達にも笑われる始末・・・・情けない。
 3時間程粘る。当たりはあるがヒットなし、飽きて来たため置き竿にして、持参したウィスキーの水割りを飲んでいたところ、竿にヒット。あわてて竿を取りに行ったが、すでに遅し、リールのドラッグが強過ぎたためか竿は魚に引きずられ水中に消えて行ったのだった。
竿の弁償を迫られるかと思いきや、「マイペンライ、良くあること、そのうち浮かんでくるさ。」とのこと、なんともおおらかである。
 結局、自分は坊主。さらに竿まで魚の餌に、女性陣は4匹ゲット(小物2匹食す、大物2匹リリース)何とも情けない結末であった。
釣りでの欲求不満解消のため一汗かきにゴルフ練習場へ、タイのゴルフ練習場は初体験である。車を駐車場に留めるとボーイが走り寄りトランクからゴルフクラブを出し、空いている場所まで運んでくれる。なんとも至れり尽くせり。練習場は人工芝が綺麗に敷き詰められ池もあり距離は200y以上ある、日本でこれだけ綺麗な練習場は見たことがない。ボールは3箱(90個)で100B也。
ここでは酒を飲み食事をしながら練習が出来る。 持参のウィスキーの水割りを飲みながら優雅にゴルフの練習? 釣堀から直行したため服は泥だらけで生臭い。(今日は禁酒日?)
女性陣に簡単なレッスンを施し、チャレンジさせたところ全員筋が良く結構当たるようになった。まさか男性用クラブの5番アイアンで150yは飛ばないと思い、「150yの看板まで飛んだら200Bあげる。」と言ったところ、既婚者である友人女性(旦那はホアヒンへ出稼ぎ中)が飛ばしてしまった。びっくり仰天・・・・。釣りといいゴルフといい、タイ人女性を甘く見てはいけない。『教訓』
 女性陣、ボールを打つことが気に入ったのか、自分に打席を譲ることなく盛んに興じていた。
 近所の友人宅に行きシャワーを浴び一息ついて、今度はトランプ博打、そこでも負けて出費300B也・・今日は散々だ。明日は早朝カンボジアに行くため11時に解散しホテルに戻るが、寝たのは1時を優に過ぎていた。バンコク発シェムリアップ行きは8時である。一応国際線2時間前の6時に空港に行かなくてはならないが、起きたのが6時であった。何とかなると思い6時15分にホテルを出る。空港まで車で送ってくれるはずの友人は、「眠いのでタクシーで行って」とドアのところでバイバイ。(一人でカンボジアに行くことに対して不機嫌)仕方なく通りに出てタクシーを拾い空港へ、(友人は11時まで寝ていたとのこと。)6時40分に空港に到着、チェックインカウンターは大混雑、係員の女性に時間は大丈夫かと聞いたところ問題ないとのこと、胸にシェムリアップ行きのシールを貼ってくれた。(ひと安心)
 カンボジアに行くには結構な出費を伴う。 ドムアン空港使用税500B也、カンボジアビザ代20US$也
シェムリアップ空港使用税25US$也。
飛行機は満席、大半が日本人である。エアコンの効き過ぎで寒い。風邪気味の上、寝不足・・・体がだるく多少熱があるようだ。
 シェムリアップ空港に着き、ビザの申請・入国手続きを待っている最中、どうにもお腹の調子が悪い、トイレを探し見回すが、このチンケな到着ロビーにはないのか見あたらない。肛門の括約筋を最大にして堪えながら無事入国。空港の外にはお迎えの観光ガイドが多数いる。小柄でナイティ・ナインの岡村似のガイドが直ぐによってきて「○○○カ?」と聞いてきた。これだけ大勢の観光客の中でオイラのことが直ぐに判ったらしい。よっぽど自分は目立っていたのか?うさんくさい親父の一人旅。自分は「ちょっと待ってろ!」と言い、トイレに直行。(下痢)
 トイレを出るなりガイドの岡村が「○○○カ?」と聞いてきたので、「お客に向かって、名前を呼び捨てにするとは何事か!○○○さんと言え」と一括。ガイドの岡村薄ら笑いを浮かべ「スイマセン ワタシ ガイドノ チャウエン デス ヨロシクオネガイシマス」とビビリながら挨拶。自分は体調が悪く不機嫌であった。
 自分一人に対し運転手とガイド、何とも贅沢な観光旅行だ。まずはアンコールトム(バイヨン)の見学、 非常に外は暑い体調が悪く熱ぽいせいなのか、汗がしたたり落ちる。ガイドの岡村、五月蠅いぐらいにマニュアルに添って説明を行う。ガイド岡村の態度を見て「ポケットに手を入れて説明するとは何事か!態度が悪い!」とまたまたガイド岡村に注意。何度も注意をするが癖なのか直ぐにポケットに手を入れる。チビで猿顔のくせに女を見ると直ぐに声を掛ける。 車での移動中は女を見ると直ぐに振り返って、「カワイイ。」と言いオイラに振ってくる。自分もつい乗せられて「不合格!。」 「フゴウカク??・・・ゴウカク・・ソウソウ。」合格・不合格の意味が判ったらしい。岡村は女性を見るたび「ゴウカク!」ほとんどの女が合格。とんでもない女好きのガイドだ。(体調が良ければ気が合うのだろうが?)
 アンコールトムを見学したがタイのアユタヤと変わらないような気がする、違いがよく解らない。
 その後、ホテルにチェックイン、2時間ほど休憩との事だが理由がわからない(ガイドたちの時間つぶし?)、だが体調が悪いので丁度良かった。 
3時頃から世界遺産アンコールワット見学、古の壮大なクメール王朝にロマンを感じる勇壮な建物である。しかし観光客が非常に多い、写真を撮りたいがどうしても人が入ってしまう。想像していたのはジャングルの中に、その雄姿が忽然と現れるのかと思っていたが、切り開かれた広い道路(舗装状態は悪い)を走ると、広い駐車場(車が一杯)そしてお土産屋が一杯そしてその前に・・・・多少がっくり。
 ちなみに2日以上遺跡群を見学するには、3日間有効の米ドルで40$もする写真入りパスポートを購入しなければならない。
ガイド岡村はここでも五月蠅いぐらいマニュアル通り早口で説明を行う。説明の途中、話を折るといやな顔をする。説明を途中で止められると丸覚えした文面を忘れてしまうのだろう。それが楽しくガイド岡村が調子に乗って説明し出すと自分はガイドブックで仕入れた知識でチャチャを入れる。ガイド岡村は「○○でした。」「○○です。」と肯定的な言い方をするため、「○○と言われています。」「○○らしいです。」と暫定的な言い方をするように注意を何度か与える。ガイド仲間が日本人女性2名の案内をしているのを見て羨ましそうにしていた。自分みたいな偏屈親父に付くとは運の悪い奴だ。その事をガイド岡村に言うと素直に「ハイ。」と返事。「俺も、お前みたいな調子の良いガイドより可愛い女のガイドが良かった。」とはっきり言うと、「オンナ イッパイ ヨル イキマスカ?」と言ってくるが「お寺の中で不謹慎だ!」と心にもない言葉で言い返す。足早に2時間程度見学、観光客が多く何を見たのか解らなかった。本日最後の観光として夕日を見に行くという、アンコールワットから車で5分程度のところに小高い丘があり、そこからの夕日がきれいだとの事だが、「本当に綺麗なのか」と聞くと「・・・・」と返事が曖昧。観光客が多いうえに、登るのがきつそうであるため、お断りすることに。
通常は丘に登り時間をつぶしてから食事に行く行程らしいが、時間が空いてしまった。ガイド岡村「ドコイキマスカ?」 「お前がガイドだろ、お客を退屈させないように案内するのがお前の仕事だろ!」とまたまた一喝。「オンナ イッパイ イキマスカ」何度かその話を持ち掛けてきたが今までオイラは否定してきた。「それは日が沈んでからの話だ。」と今回は言い返すと、ガイド岡村嬉しそうに「マダハヤイ オンナ イナイ アトデ・・・ホテルカエリ ヤスム アトゲンキ。」 お言葉に甘えホテルに帰りシャワーを浴び1時間程度仮眠を取る。ガイド岡村の言うとおり元気になった。
 夕食は大型レストランでビュフェスタイル、レストラン中央部で赤十字のお偉いさん方のパーティーが行われていて、マイクを使っての自己紹介やら何やらで五月蠅い、民族舞踊のショーが行われるはずがパーティーのために開演が遅れている。ガイド岡村は食事の中もオイラのそばを離れず
 「オンナ イッパイ 50ニンイル」「カワイイ イッパイ」 ,「50人とは嘘だろう。お前の言うことは話半分だ」「お前のバックマージンは幾らだ。」 ガイド岡村の取り分は20%との事。
「ところで幾らだ。」 「1マンエン ニホンオカネ。」 だとするとガイド岡村2千円の取り分。
直接行けば8千円、カンボジアにしては高い、多少ボッタクリが入っている気がするが、チェンマイで2千Bのところを2万円もぼったくりやがったガイドに比べると良心的かも。
「日本円は持っていないぞ。」「ウソ アナタ ニホンジン ニホンオカネアル。」嘘ではない日本を出国するとき金を引き出すのを忘れ財布の中の日本円は4千程度、米ドルは前もって銀行で3万円分両替してあった、 バンコクではATMでバーツを引き出し小遣いに当てていた。。
 あまり気乗りはしなかったが?社会勉強のため行ってみることに。
 店にはMassageと書かれた看板が出ている、いわゆる置屋である。雛壇があるが、ガイド岡村が言っていた50人はどう見ても座る事は出来ない。数えてみると丁度25人。ガイド岡村に「50人など嘘ではないか」と言うと「ハナシ ハンブン チョウド ハンブン」・・・・・大した奴だと感心してしまった。
ほとんどの女は、淫行になるのではと思えるくらいに若く見える。ガイド岡村に「若すぎる犯罪だ 捕まるぞ。」というと「ミンナ 18サイ イジョウ ダイジョウブ。」とのこと。
ガイド岡村「○○バン イイ、○○バン カワイイ」と盛んに進めるが、そのほとんどが年増かブス。
「お前は、ババ線でブス線か?」と言うと「ババセン イミナンデスカ?」と聞いてきたので説明したところ「オバサン サービス イイ ボク スキ」との事。
「米ドルで幾らだ」と聞くと「アメリカドル 100$」との事。
「馬鹿100$では高すぎるだろう。80$だ。」と言うとガイド岡村お店に交渉し、85$+ビール代=90$で交渉成立。
「マエニキタ オキャクサン ボクノブンモダシテクレタ タイヘン ラッキー」
「お前の分など出す気は毛頭ない、金もない。」
 白い服が清潔な感じで肩まで伸びた髪が綺麗な33番をお持ち帰り。スーパーマーケットでビール・おつまみ等を買いホテルへ。
 33番は20歳との事。お風呂のお湯が入るまで肩を揉んでもら20歳にしてはマッサージが非常に上手い、店の看板Massageに偽りはないのか?。風邪気味のため室内の冷房を控えめにしていたため、彼女は暑いと言ってバスローブを脱ぎスッポンポンでのマッサージ。小柄で痩せ形ではあるが、なかなかのグラマー、若いだけあって張りのある肌に、型の良い堅めのオッパイ、視覚にも肉体にも気持ちが良いマッサージであった。
しかし東南アジアの女性は熱いお風呂が苦手であることは知っていたが、特にカンボジア人33番は、これでもかと言うぐらい緩くしたお湯でもなかなか入れず、温水プール並みの温度でやっと入浴。多少寒い想いをしたが、お風呂の中でのサービスもなかなかであった。
 早朝6時半には帰ると言っていた33番だが、目覚めたのは9時を優に過ぎ、お帰りになったのは9時半を過ぎていた。
 今日の観光予定は彫刻工場などであり興味がないため午前中は自由行動とした。11時30分にお迎え、直ぐに昼食、その後、王のテラスなる遺跡観光を行うが、今一興味がわかない。昨日、ガイド岡村のペースで見学したアンコールワットをじっくり見て回りたく、全ての行程をキャンセルし、ふたたびアンコールワットへ。13時30分頃到着したが観光客がほとんどいない、居るのはほとんどが地元の衆だけだ。旅行会社は、夜の食事時間などを考え15時頃から観光客を連れて来るらしい。前日、西塔門から見ることが出来るらしい額縁に納めたような中央祠堂も人に邪魔され見ることが出来なかったが、今日は、ほとんどが人に邪魔されることなく見ることが出来た。17時まで、のんびり・ゆっくり・じっくり 壮大なクメール王朝に浸ることが出来た。
 アンコールワットの見学は早い時間が望ましい。(午前中だと写真を撮るのに逆光となるらしい)
 
 夜の便でバンコクに戻り、お風呂に入って、屋台で買って来たフライドチキンをつまみににビールを飲んで今晩の夕食は終了、疲れて出かける気になれず。いつの間にか就寝。
 翌日は3年ぶりにクルンカビCCでゴルフ。久しぶりのこの地であるため、カートではなく歩いプレイをすることに・・・・大失敗、猛暑のためにヨレヨレ・フラフラ・・・馬鹿なことをしたと大後悔、でもスコアはまあまあだった。
 夜、マッサージを受けに行ったところ。マッサージの最中に背中の筋が吊ってしまい、マッサージおばさん大慌て、ベテランマッサージおばさんに応援要請。 肩から背中にかけての強烈な凝りにベテランおばさんもびっくり、おばさん二人がかりでマッサージ。(3Pは初体験?) 疲れはピークに達し肉体の限界が来ていたのだった。
 今回の旅行は、本当に疲れた。しかしアンコールワットでは、かなり年配の観光客を多く見かけたが、あの暑さの中、決められた行程での観光するとは大したものだと感心させられた。自分が如何に普段だらけた生活をしているかを身に摘まされた。
                           終わり




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